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    六平宝飾店

     ある日、柴のもとに届いた一通のメール。それが、すべての始まりだった。『六平宝飾店の六平千鉱と申します。突然のご連絡失礼いたします。あなたの作品を拝見し、ご相談したい件がありご連絡いたしました。当店にてお取り扱い、もしく…

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    これから

    「チヒロくんはようやったよ。もっと欲出して神奈備ゆすったってええのに。」 秋の暮れ、山の中の一軒家の縁側に、柴さんの声が響く。いつもより色づいた顔が珍しい。この人は一緒に盃を交わせることが嬉しいと、飲み交わす度にそう口に…